こんにちは、映画好きの皆さん🌸
今日は、2024年に旋風を巻き起こした自主制作映画『侍タイムスリッパー』について、映画愛たっぷりに語っていくわよ🎥✨
「え?自主制作なのに全国公開された映画?」
そう思ったあなた、大正解。実はこの映画、ほぼ個人で制作されたにもかかわらず、全国上映にこぎつけ、なんと興行収入10億円という異例の大ヒットを記録したの‼️
口コミ、SNS、レビューサイトなどでは大絶賛の嵐。「泣けた」「温かい気持ちになれた」という声の一方で、「テンポが合わなかった」「展開が読めたかも」といった意見も見かけるけれど──
それこそが、この作品が“心に引っかかる力”を持っていた証拠なのよ💡
話題になるって、つまりはそれだけ多くの人の心を動かしたってことだから。
今回はそんな『侍タイムスリッパー』について、
良かったところ、印象に残ったシーン、そしてちょっとだけ惜しかった点まで──
映画ファン目線で、そして一人の観客として、余すところなくレビューしていくわね😉🍿
『侍タイムスリッパーはつまらない?』という声の“真相”に迫る💭

※イメージです
レビューサイトで目立ったのは、
「展開が予測できた」「中盤で少し間延びした」といった声。
物語のあらすじは、幕末の侍・高坂新左衛門が仇討ちの最中、落雷によってタイムスリップし、現代の京都にある時代劇撮影所で「斬られ役」として生きていくというもの。
…ね、設定としてはすごくユニークでしょ?
けれど、その後のストーリー展開が王道的すぎて、「新鮮味が足りない」と感じた人もいたみたいなの。
特に、中盤の“現代に馴染んでいく過程”がちょっと冗長に映ってしまったようで、テンポ感にやや課題あり、という声もちらほら見受けられたわ。
また、サブキャラの描写が浅めだった点に物足りなさを感じた人も。
「もっとこのキャラの背景を掘り下げてほしかった!」という声、わかる〜!
でもね、私はこうも思うの。
たしかに王道。でも、“安心して見られる王道”って、今の時代、実はすごく貴重なのよね。
💡“斬られ役”に光を当てた新鮮な設定が◎!

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高坂が現代に飛ばされるのは、雷の直撃──という荒唐無稽な展開。
だけどそこからの舞台が「東映京都撮影所」という、実在のロケ地というのが、実にニクい演出なのよ。
「侍が撮影現場で斬られ役を演じる?」
このギャップ、聞いただけでワクワクするでしょ?✨
最初は戸惑いながらも、真摯に“仕事”に向き合う高坂。
彼の剣術、礼儀、誇りが、現代の人たちに少しずつ伝わっていく姿が、ものすごく丁寧に描かれているのよ。
そしてね、この映画が特に光ってるのは、“人間のつながり”を誠実に描いているところ。
現代人との交流の中で、高坂は「生き方そのもの」を見つめ直していくの。
それが静かに、でも確実に観る人の心を打つのよね…😭
📖原作なしの完全オリジナル作品!だからこそ味わえる“荒削りな美しさ”

※イメージです
この作品、実は原作なしの完全オリジナル。
脚本・撮影・編集まで手がけたのは、安田淳一監督たったひとり。
ゼロからこの世界観を構築した、その情熱と努力には、ただただ脱帽よ👏
しかも、東映京都撮影所が全面協力するという異例の体制。これはもう、「本気の時代劇愛」が伝わったからこその快挙。
だけどオリジナルゆえに、「もう少し展開に深みがあれば…」という意見も。
わかる。世界観に浸りきるには、若干の余白があったかもしれない。
でもそれもまた、“自主制作ならではの味わい”。
この余白こそが、観る人の想像力をかき立ててくれるとも言えるのよ。
🏯豪華ロケ地が映像美を支える!映画で京都観光した気分に

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本作のロケ地はまさに時代劇ファン垂涎のラインナップ。
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東映京都撮影所
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太秦映画村
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油日神社
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広沢池
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龍潭寺
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大覚寺
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三条会商店街 などなど…
この“本物の風格”が、映像に圧倒的なリアリティを与えているの。
竹林での殺陣シーンなんて、緊張感と美しさが共存していて鳥肌モノだったわ✨
ただし、「せっかくの景観を活かしきれてない演出もあったのでは?」という厳しめの意見も。
うーん、正直それも否めない。でも、それでも「映画を観てロケ地巡りしたくなった!」という声が多く寄せられていたのは、この映画が“旅情”を持っている証拠でもあると思うのよね。
⚔️ラストの“静かな決闘”に宿る余韻と、ほんの少しの惜しさ

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クライマックスでは、高坂が“かつての宿敵の子孫”と、劇中劇という形式で対峙。
このシーン、殺陣の美しさと緊張感が絶妙で、「ここだけでも観る価値ある」と言われるのも納得よ。
でもね、ラストの展開はちょっと“想定内”だったのが惜しい…。
もっと意外性や、感情を爆発させるような演出があれば、涙腺が崩壊してたかもしれない。
とはいえ、剣を収める高坂の姿には、静かな覚悟と成長がにじんでいて、それもまた味わい深かったわ。
そして、終盤には「これはもしや…続編ある?」と期待を持たせる“余白”が。
これはこれで、上手な終わり方だったと思うのよね📘
💡まとめ:『侍タイムスリッパー』は“地味な名作”なのか?

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否定的な意見もある。
だけどそれと同じくらい、心の奥を温かく照らすような肯定的な声もある。
この映画が“派手ではない”のは事実。
だけど、だからこそ──静かに沁みてくる感動がある。
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展開が予測できる → でも安心して見られる構成
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キャラ描写が淡泊 → でも素朴さが心地いい
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映像が地味 → でも京都の空気感が映像に滲んでいる
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派手さがない → でも丁寧に積み上げられた人間模様に、胸が熱くなる
そう、『侍タイムスリッパー』は──
“静かな感動をくれる、小さな傑作”なのよ✨
もしあなたが、「派手なCGや刺激的な展開にはもう疲れたな…」と感じているなら、この映画、きっとぴったりよ。
🎬あなたに問う。「観てみようかな?」と思ったなら、それはきっと“正解”です。
映画ってね、観た後に誰かと語り合いたくなるのが一番良い作品だと思うの。
この映画もまさにそう。誰かと「どうだった?」って共有したくなるのよね。
だからぜひ、ちょっとでも気になったら、観てみてほしい。
そして、できれば感想を言葉にして、誰かに話してみて。
その瞬間から、この作品は“あなたの映画”になるから。
それでは、良い映画ライフを〜🌸😊