ズートピアのニック「俺のこと好きなんだろ」はいつ?英語・意味・声優を徹底解説

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子供から大人まで夢中になるディズニー映画『ズートピア

数ある名シーンの中でも、特に視聴者の心を掴んで離さないのが、イケメン詐欺師のキツネ・ニックが物語のラストで放つ「俺のこと好きなんだろ」という名言ではないでしょうか。

今回の記事では、そんなニックの最大の魅力であるこのセリフの背景や、英語と日本語のニュアンスの違い、そして声を担当した声優・森川智之さんの演技の秘密を徹底解説します。

記事の後半では、物語を彩るナマケモノカワウソなど、個性豊かな動物たちの名前や小ネタもあわせてご紹介します。『ズートピア』のキャラクターをおさらいしつつ、あの伝説の「俺のこと好きなんだろ」のシーンを120%楽しむための準備をしましょう!

ズートピアは一見ファミリー向けアニメ映画のようでありながら、「差別」「偏見」「固定観念」「多様性」といったテーマを扱う奥深い社会派作品でもあります。

その中で育まれていくニックとジュディの関係性の変化は、多くの視聴者が「恋愛」「友情」「相棒」「尊敬」など複数の解釈を抱く“ボーダーライン上の関係”として描かれており、これが映画公開から年月を経てもなお語り継がれ、検索され、愛され続ける理由のひとつでもあります。

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ズートピアのニックの名言「俺のこと好きなんだろ」はいつ?

ズートピアのニックの名言『俺のこと好きなんだろ』はいつ?

映画『ズートピア』を象徴する最高の名言といえば、やはりニック・ワイルドの「俺のこと好きなんだろ(You know you love me.)」です。

このセリフは、すべての事件が解決し、ニックが警察学校を卒業してジュディの正式な相棒(バディ)となった後のラストシーンで登場します。

名言が登場するシチュエーション

ラストでのパトロール出動シーン中、運転席にはニック、助手席にはジュディ。
軽快な掛け合いの中で、ジュディのからかいを受けたニックが、余裕たっぷりの笑みで返す形でこのセリフが登場します。

「俺のこと好きなんだろ?」

相棒として信頼関係を築き上げた二人の、恋人未満・相棒以上の絶妙な距離感がこの一言に凝縮されています。

テレビ放送されるたびに、Twitter(X)などのSNSでは「ニックに撃ち抜かれた」「この一言を聞くために見ていた」という悲鳴で溢れかえる、まさに「破壊力抜群」の瞬間です。

📌 セリフが視聴者に刺さる理由(心理描写 × 物語構造)

  • 物語の途中では衝突・すれ違いもあり、簡単に距離が縮まる関係ではなかった
  • 互いに“弱さ”を見せたことをきっかけに信頼が深く結ばれている
  • 恋人とは言い切れず、でも相棒以上に特別な関係という絶妙な位置付け
  • そんな2人の“空気感”が凝縮された上での「You know you love me.」

つまり、セリフ単体ではなく「2人の感情の積み重ねの先に放たれる」からこそ心に刺さるのです。

視聴者の間では「胸キュンシーン」「ニックの破壊力」「尊すぎる」などの反応がSNSでトレンド化。とくに地上波放送時はSNS上で実況が過熱し、カウントダウン方式で

「そろそろ “You know you love me.” の時間だぞ!」

と盛り上がるのはおなじみの光景です。

📌 SNSでよく見かける声(例)

  • 「このシーンのために今日見てると言っても過言じゃない」
  • 「ニックがサングラスかけて言うの最高に好き」
  • 「字幕と吹き替えでニュアンスが違うのがまたいい」
  • 「“相棒以上恋人未満”を永遠にやってほしい」

(※SNSの反応の表現であり、公式設定ではありません)

こうした盛り上がりからも分かるように、ラストのセリフはただの決め台詞ではなく、作品に対する観客の感情のピークを引き出すトリガーになっているのです。

💡補足しておきたいポイント
ズートピアのラストにおける「俺のこと好きなんだろ」は、単なるファンサービス的な胸キュンセリフではなく、二人の物語の積み重ねがピークに達した瞬間に放たれる“象徴セリフ”です。この理解があると、同じシーンでも数倍楽しめます。

事件がすべて解決し、街に再び平和が訪れたあと──ニックは警察学校を卒業し、正式にジュディの相棒として警察官デビューを果たします。そして任務初日にパトロールへ向かうためパトカーに乗り込むこの瞬間、互いに余裕のある口調で軽口を交わす中で、あのセリフが放たれます。

この時のニックは“自信と安心感に満ちた声”をしており、映画序盤の皮肉屋で人を信用しない態度とは明確に違っています。

ジュディもまた、ニックの過去を理解し、受け入れ、寄り添い、信頼しきっている表情を見せています。視聴者が胸を撃ち抜かれるのは、単に甘いセリフだからではなく、「2人の歩んできた痛み・すれ違い・和解・信頼のすべてが、この一言によって報われる瞬間だから」です。

🎬 名セリフ直前の心理描写(時系列理解で胸キュンが倍増)

  • ジュディはニックの「弱さ」も知り、それを否定せず受け入れている
  • ニックは「誰かを信じてもいい」と思えるようになり感情表現に余裕が生まれている
  • 2人の掛け合いには、以前の“試す・挑発する”空気が消え“信頼し合うじゃれ合い”に変化している
  • 言葉にしなくても互いの気持ちが分かる関係であることが観客に伝わる

この感情の積み重ねの結果として「You know you love me.(俺のこと好きなんだろ)」が刺さる。

英語版 vs 日本語吹き替え版「俺のこと好きなんだろ」徹底比較

 左右に分かれた2匹のキツネキャラクターが、それぞれクールな雰囲気と温かみのある優しい表情で描かれ、英語版と日本語吹き替え版の声優によるキャラクター演出の違いを象徴する構図。

このセリフを語るうえで欠かせないのが、英語版と日本語吹き替え版の表現差です。視聴者の解釈が分かれる理由の多くがここにあります。

バージョン セリフ ニュアンス
英語版 You know you love me. 自覚してるでしょ?君は俺のことが好きって。
日本語吹き替え版 俺のこと好きなんだろ? 挑発×照れ×余裕が同居した胸キュン系の言い回し。
ジュディの返し(英語) Do I know that? Yes, yes I do. (本当は気づいている/分かっている)という肯定。

この比較を見ると分かるように、英語版はやや“余裕のあるからかい”が強めの印象に対し、日本語吹き替え版は恋愛的なドキッと感が加わることで、より胸キュン要素が増幅されていることがわかります。SNSで日本語版が特に話題になる理由の一つもここにあります。

💡豆知識BOX:声優の演技設計

  • 英語版はジェイソン・ベイトマンらしい“ドライで大人の男の色気”を表現
  • 日本語版の森川智之さんは“余裕+包容力+甘さ”を絶妙な配合で演じ分け
  • 同じセリフでも「声色の配分比率」によって恋愛度の体感が激変
  • そのため「字幕派だけどズートピアは吹き替えで観たい」と言う人が多い

このあたりはズートピアを語る上で非常に重要なテーマであり、ファンの間では「両方の音声で観たほうがいい」と言われています。もし時間が許すなら、今回の地上波で吹き替えを楽しんだあとに、Disney+などで字幕版を見比べてみると、ニックの魅力がより深く理解できるはずです。

なぜ人気?ニックの「人気理由」と「よしよし」の胸キュンシーン

ニックがディズニー映画史上でもトップクラスの爆発的な人気を誇る理由は、単にルックスが良いからだけではありません。

彼の人気理由は、その「計算されたギャップ」と「圧倒的な包容力」、そして「視聴者が感情移入しやすい人生背景」にあります。ズートピアのキャラクターはそれぞれ魅力的ですが、ニックは“物語を追うほど好きになるキャラ”として図抜けた存在感を放っています。

1. 悲しい過去と現在のギャップ

都会の校庭で、大きな動物たちに囲まれいじめられ、口輪をはめられた幼いキツネ。孤独と傷つきがにじむ感情的な場面。

普段は飄々とした詐欺師として振る舞い、皮肉やジョークを交えながら器用に生きるニック。しかしその裏にあるのは、幼少期に「キツネだから」という理由で理不尽な差別や偏見を受け、口輪を嵌められたトラウマです。そこから彼が導いた結論は──

「どうせ信じても裏切られるなら、最初から誰も信じない」
この“心を守る術”が、大人になったニックを詐欺師へと導きました。

この背景を知ると序盤の行動の意味が変わり、視聴者は次第に「強がりの裏にある痛み」に気づきます。そしてその“張りつめた鎧”を外させたのがジュディであり、物語における最も重要なポイントです。

2. 伝説の「よしよし」シーン

特に女性ファンの心を掴んだのが、中盤の通称「よしよし」シーン。ジュディが、肉食動物に対する偏見を助長するようなスピーチをしてしまい、ニックを深く傷つけてしまったと気づき、謝罪する場面です。高架下の静まり返った空間に、ジュディの震える声と涙だけが響きます。

この時のニックは、序盤のような軽口や皮肉も言わず、ただ受け止めます。言い返すこともなく、怒鳴ることもなく、彼女を責めることもなく──ただそっと寄り添う。

🎬「よしよし」シーンの心理描写(解剖)

  • ジュディは“差別の加害者”になってしまった罪悪感で涙をこらえられない
  • ニックは“仲間として信頼した相手に裏切られた痛み”を抱えていた
  • それでもジュディの本心に気づいた瞬間、ニックの怒りが静かに消えていく
  • 言葉ではなく行動で「許す」「離れない」を示す抱擁のジェスチャー

このあとラストの「俺のこと好きなんだろ」につながる、“2人の関係のターニングポイント”となる瞬間。

ズートピアのニック

このシーンは恋愛目線で語られることが多いですが、実際には「信頼関係の再構築」の象徴であり、ここから2人の絆が決定的に変化します。ニックの人気の本質はまさにここにあり“強さでも弱さでもなく、正しさでも優しさでもなく、相手を受け止める包容力”こそが視聴者を魅了しているのです。

■ ニック×ジュディ《感情変遷表》

作品をより深く見返すために、2人の感情推移をまとめた表を用意しました。ラストシーンが胸に刺さる理由が視覚的に理解できます。

時期 ニックの感情 ジュディの感情 関係性の状態
序盤 皮肉・距離・不信 敵意・警戒 利害一致の協力関係
中盤 心を許し始める 尊敬・依存 友情+相棒感への移行
「よしよし」シーン 怒り→理解→許し 罪悪感→謝罪→信頼 強固な信頼と絆の確立
ラスト 余裕・信頼・安心感 信頼・心を許す・揺れる感情 相棒以上恋人未満の特別な距離感

このように、「よしよし」から「俺のこと好きなんだろ」までの流れは、ただ感情が盛り上がっているのではなく、2人の価値観の変化・信頼の獲得・関係の進化によって作られている“物語の必然”なのです。

🔍 豆知識BOX:2人の掛け合いのテンポが変化している

  • 序盤:挑発・見下し・心理戦が多い
  • 中盤:相手の弱さを理解した上で支え合う空気が生まれる
  • 終盤:会話に“間”と“余裕”が増え、呼吸が合っている

視聴者は台詞だけでなくテンポの変化によっても心を掴まれている。

これが、ズートピア放送のたびにニック人気が再燃する最大の理由。単にかっこいい・イケメン・声が良いという表面的な人気ではなく、人生経験による「強さ」と「弱さ」の両方を持つキャラクターだからこそ心に残り続けるのです。

映画のラスト、二人の関係の「その後」はどうなる?

映画のエンディングで最高のバディとなった二人ですが、ファンの間では「その後、二人は付き合うの?」「結婚するの?」という議論が公開から年月が経った今でも絶えません。

ズートピアは“多様性・偏見・共存”という深いテーマを持つ作品であるため、物語の中心は恋愛ではありません。しかし、ニックとジュディの織り成す距離感・表情・仕草・会話のテンポは、友情以上・恋愛未満という独自の温度を持っており、視聴者の想像力を刺激します。

💡 視聴者が「この2人は特別」と感じる理由

  • 喧嘩もするし衝突もするが、離れる選択をしなかった
  • 弱さも失敗も、互いにさらけ出して受け止め合った
  • 相棒という言葉だけでは片付かない「感情の温度」がある
  • ラストの「俺のこと好きなんだろ」の空気が完全に“2人だけの世界”

では、実際のところどうなのか? 作品を丁寧に振り返りながら考えていきましょう。

■ 1. 公式設定:映画内では“恋愛関係と断定されていない”

物語内で恋愛関係が明示されているわけではありません。キスシーン・告白・恋愛イベントは存在せず、二人はバディ(相棒)として描かれることが最優先になっています。これはズートピアのテーマ構造上も自然なことで、ストーリーの主軸はあくまで“差別や固定観念に立ち向かう姿”です。

しかしこれは「恋愛ではない」と断言しているわけでもないという重要なポイントがあります。むしろ作品の演出は、観客それぞれの解釈が生まれるよう、意図的に“余白”が残されています。

■ 2. 英語版の言い回しに恋愛・親密さのニュアンスが強い

前章でも触れたように、英語版のセリフ
You know you love me.
は、英語圏では“親密な関係の冗談・軽口”として使われやすい文脈です。

💡豆知識
同じセリフは、親しい恋人同士・長年の友人・深い信頼関係の相棒など「特別な間柄でしか成立しないジョーク」として用いられることが多い。

そのため、台詞そのものが恋愛感情を意味しているとは限らないが、恋愛として読める余地があるのも事実です。だからこそこのセリフは世界中で話題になり続けています。

■ 3. 監督のコメントが“解釈の余地”をさらに広げている

過去のインタビューでは「2人の関係性の今後が恋愛に発展する可能性はあるのか?」という質問に対し、解釈の余地を残す前向きなコメントが語られたことがあります。とはいえ公式が“付き合っている”と断定しているわけではありません。つまり結論は一つ。

🔍 2人の関係は視聴者が“どう受け取るか”で完成する

ズートピアは「多様性」がテーマ。だから関係性も多様に解釈できる設計になっている。

恋愛でも、友情でも、バディでも……どれも間違いではない。2人はラベルを貼らなくても“特別な存在”であるからこそ魅力的なのです。

■ 4. ファン界隈では「3つの派閥」が存在する

派閥 解釈内容 根拠になるシーン
①恋愛派 2人は恋愛感情がある/将来的に付き合う 「よしよし」「俺のこと好きなんだろ」など
②友情派 互いを尊敬し支え合う“最高の相棒”関係 事件での協力と信頼の深まり
③境界派 恋愛と断言できないが友情とも違う、特別な距離感 視線・表情・掛け合いのテンポ

3つとも尊重でき、それぞれに“根拠”があるため論争にならず、むしろファンの妄想や解釈を楽しむ文化へと発展しているのが特徴です。

💡SNS傾向

ラストシーンの反応には、世代・性別・視聴スタイルごとに特徴があると言われています。

  • 吹き替え派:恋愛的ニュアンスで語りがち(声色の甘さが影響)
  • 字幕派:バディ感・信頼関係の美しさを語る傾向
  • 子ども人気:ニックの“かっこよさ”が中心で純粋な憧れが強い
  • 大人視聴者:過去の回復・信頼の再構築に涙する人が多い

このように、ズートピアは恋愛映画ではないにもかかわらず、ここまで視聴者を熱くさせ考察を生み続けるのは、2人の関係性が“言葉では定義できない特別な距離”にあるから。ラストシーンはそのゴールではなく「ここから2人の関係が始まる」と感じさせる余韻を残しているのです。

ズートピアの「ニック」の「声優」は森川智之!

この魅力的なニック・ワイルドの日本語吹き替えを担当しているのは、声優界を代表する実力派・森川智之(もりかわ としゆき)さんです。

長年ハリウッド俳優の吹き替えで第一線を走り続け、「イケボの帝王」「ダンディボイスの頂点」と称される声の持ち主。ズートピアにおいては、ニックというキャラクターが持つ“余裕・色気・皮肉・優しさ・包容力”を最適なバランスで体現し、日本でのニック人気を決定づけた存在といっても過言ではありません。

森川さんの声の特徴は、低めで落ち着いたトーンと、言葉の末尾を少しだけ甘く溶かす独特のニュアンス。これがニックの「飄々としながらも、心の奥では誰かを支えたいと思っている男」という複雑な魅力に驚くほどマッチしています。

とくに、軽口の時と本音を漏らす時の“声の温度差”は、吹き替えの強みそのもの。あのラストの「俺のこと好きなんだろ」の破壊力は、まさに森川さんの声質と演技力によって完成していると言えます。

🎤 森川智之さんの主な吹き替え代表作(抜粋)

  • トム・クルーズ(長年にわたり公式吹き替えを担当)
  • キアヌ・リーブス
  • ユアン・マクレガー
  • アダム・サンドラー
  • マシュー・マコノヒー

ハリウッド映画で活躍するスター俳優を数多く担当してきた経験から、“大人の男性キャラの色気と余裕を表現する技術”が確立されている。

ズートピアのニックというキャラクターは、序盤の皮肉屋で斜に構えた態度から、中盤の葛藤、そして終盤の信頼と相棒への深い想いへと表情を変化させていきます。

この変化を声だけで表現するには高い表現力が必要ですが、森川さんはそれを完璧に表現。視聴者はニックの感情が変化するタイミングを“声のニュアンス”から受け取り、彼の心の動きを追体験できるようになっています。

💡 豆知識:声だけで感情変化を演出しているポイント

  • 皮肉・冗談 → 「語尾を短く・軽く」
  • 真面目・優しさ → 「息を少し乗せて・声を寄り添わせる」
  • 照れ・弱さ → 「声量を落とし、呼吸の間を広げる」
  • ラストの余裕 → 「声を低く保ちながら共感の温度を乗せる」

声優という仕事は、文字で書かれたセリフをただ読めば成立するわけではなく、“キャラクターの心”を声で再現する必要があります。

森川さんはニックの弱さ・ユーモア・聡明さ・余裕・優しさのすべてを声で表現し、観客が「ニックというキャラクターの息づかい」を感じられるように演じているのです。

英語版の声優はジェイソン・ベイトマン

英語版(オリジナル音声)を担当しているのは、俳優ジェイソン・ベイトマン。淡々としたクールさ・皮肉・大人の男性の色気がにじむ声質が特徴で、ニックの“斜に構えた軽口のスタイル”と抜群にフィットしています。

英語版と日本語版を比べると、どちらが上という話ではなくキャラクターの魅力の引き出し方の方向性が異なるのがポイントです。

音声 魅力の方向性 特徴
英語(ジェイソン・ベイトマン) 皮肉・クール・大人の男性味 軽いノリの言い回しが自然で、本音を見せない雰囲気が強い
日本語(森川智之) 包容力・甘さ・余裕 感情の細やかさを声で丁寧に表現し、恋愛的なニュアンスも感じやすい

字幕派・吹き替え派で好みは分かれますが、ズートピアに関しては「吹き替えが好き」という声が非常に多いのが特徴。これはキャストの人気だけでなく、“演技方向の最適解が奇跡的にハマった”と言えるほど、声とキャラの相性が完璧だからです。

📌 ファンが語る「森川ニック」の魅力(よく見られる傾向)

  • 色気と優しさのミックス具合が絶妙
  • 余裕のある言い方が「惚れる」レベル
  • ニックの影を知った後に聞く声が余計に刺さる
  • 字幕版もいいけど吹き替え版は“恋落ち感”の破壊力がすごい
  • 「You know you love me.」→「俺のこと好きなんだろ」の変換が天才

もちろん、字幕で英語版を楽しむファンも多く、作品としてはどちらにも明確な魅力があります。ニックを深く理解する上では、吹き替え版 → 字幕版 → 吹き替え版の順番で観るのが特におすすめ。

日本語で感情の流れをインプットした後で英語版を見ると、皮肉のニュアンスの鋭さが分かりやすく、最後に吹き替え版に戻ると「本音の甘さ」がより強く感じられるようになります。

【図鑑】ナマケモノやカワウソなど!ズートピアの動物たちの名前一覧

ズートピアには、メインキャラクター以外にもたくさんの動物が登場し、それぞれが個性的な役割を果たしています。

ここでは、放送中に「あのアイス屋の象は?」「マフィアのネズミは?」と検索されやすい隠れキャラクターたちを動物一覧としてピックアップしました。

ズートピアの「うさぎ」の名前はジュディ・ホップス

本作の主人公である、紫色の瞳とピンと立った耳が可愛らしいうさぎの警察官。彼女の名前ジュディ・ホップスです。

立派な警察官になることを夢見て、田舎町バニーバロウから大都会ズートピアへと上京してきました。
「うさぎごときに警察官は務まらない」「可愛ければいいんだ」という周囲の強烈な偏見に負けず、持ち前のポジティブさと行動力で事件に立ち向かう姿は、見る人に勇気を与えてくれます。

「ジュディ」のプロフィールと「声優」(上戸彩)

ジュディの日本語吹き替えを担当している声優は、女優の上戸彩(うえと あや)さんです。

公開当時は「芸能人の吹き替え(タレント起用)」ということで不安視する声もありましたが、蓋を開けてみれば「プロの声優かと思った!」と大絶賛されました。
上戸彩さんの持つ明るくハキハキとした声質が、正義感あふれるジュディのキャラクターに完璧にシンクロしています。

特に、早口でまくし立てるシーンや、ニックとの掛け合いのテンポの良さは必聴です。

「うさぎ」には「白」や茶色など兄弟が275匹いる?

ジュディの実家は「バニーバロウ」というのどかな田舎町ですが、驚くべきはその家族構成です。
うさぎが大家族であることをユーモラスに描いており、映画では駅の見送りのシーンなどでとても多くの兄弟姉妹が登場します。

田舎の温かみあるウサギの家の中で、何十匹もの子ウサギたちが元気に走り回り、大家族の日常がにぎやかに描かれたシーン。

また、ジュディが旅立つ際に町の看板が一瞬映りますが、そこの「人口(獣口?)カウンター」の数字が目にも止まらぬ速さで増え続けている描写があります。
うさぎの「繁殖力の高さ」という生物学的特徴をコミカルに表現した細かい小ネタにも注目してみてください。

ズートピアの「ナマケモノ」の名前はフラッシュ

都市の免許センターで、カウンターのナマケモノがゆっくりとキーボードを打つコミカルな場面。前にはウサギとキツネが待っていて、呆れた表情でナマケモノの動きを見つめている。

ズートピアでニックに次ぐほどの人気キャラクターと言えば、免許センター(DMV)で働くナマケモノでしょう。
彼の名前フラッシュと言います。

「フラッシュ(閃光)」という素早い名前とは裏腹に、何をするにも超スローモー。
ジュディが事件の捜査で急いでいるのに、パソコンのキーを打つのも、笑うのも、返事をするのも極限まで遅いこのシーンは、映画館でも爆笑が起きた名場面です。

「ナマケモノ」の「声優」と驚きの「プロポーズ」

フラッシュの日本語吹き替えを担当している声優は、村田太志(むらた たいし)さんです。
あそこまでゆっくり喋りながら、感情を表現する演技力はさすがの一言です。「ハ……ハ……ハ……」という独特の笑い方は一度聞くと頭から離れません。

エンディングで「プロポーズ」疑惑?

明るくにぎやかなコンサート会場で、観客の動物たちが楽しげに踊る中、中央でゆっくりと寄り添って動くナマケモノのカップルがロマンチックに描かれたシーン。

また、エンディングのコンサートシーンでは、フラッシュが同じナマケモノの同僚・プリシラと一緒にいる様子が描かれています。

寄り添うような描写があるため、ファンの間では「プロポーズだったのでは?」「スローダンスを踊っていた?」など、さまざまな解釈が生まれています。

動きがゆっくりすぎて何をしているのか判別しづらいのも、ナマケモノならではの面白さです。

ズートピアの「カワウソ」は誰?オッタートン夫人

物語のサスペンス要素の鍵を握っているのが、行方不明となったカワウソの存在です。
「肉食動物ばかりが野生化して暴れる」という連続失踪事件の中で、温厚な小動物であるカワウソがなぜ巻き込まれたのか?というのが、ジュディが追うミステリーの入り口でした。

行方不明になったカワウソの名前は、エミット・オッタートン
普段は花屋さんを営む、善良で家族思いの市民です。

そして、警察署に「夫を探して!」と必死に訴えに来たのが、妻のオッタートン夫人です。
彼女の小さく震える姿を見て、ジュディは「私が必ず見つけ出す」と力強く約束し、捜査が動き出します。

注目のポイント
オッタートン夫人の着ているセーターの毛羽立ちや質感は、CGとは思えないほどリアルです。ディズニーの技術力が光る部分なので、ぜひ画面で確認してみてください。

隠れキャラ紹介(象・豚・ネズミなど)

象(ゾウ) ジェリー・ジャンボージュニア
アイスクリーム店「ジャンボ・カフェ」の店主。
「象には象のアイスを売る権利がある」と言って、最初はニックたちへの販売を拒否する頑固な親父さんです。衛生管理はちょっと適当かも?
カメ ※ズートピアの舞台は哺乳類の世界が中心
作中では哺乳類の動物がメインで登場しており、「動きが遅い=ナマケモノ」という連想から、カメと混同されて検索されることも多いようです。
豚(ブタ) 受付や市民として登場
警察署の受付担当のクロウハウザー(チーター)が有名ですが、実はブタの警官や市民も登場します。
特にガゼルのバックダンサーとして踊る「タイガーダンサー」に自分の顔を合成して楽しむアプリのシーンは要注目です。
ネズミ ミスター・ビッグ
裏社会を牛耳るボス。見た目は極小のトガリネズミですが、屈強な北極グマたちを従える強大な権力者です。
映画『ゴッドファーザー』のパロディキャラであり、ニックとの過去の因縁や、娘の結婚式でのエピソードなど、小さい体で強烈なインパクトを残します。

いかがでしたでしょうか。
明後日の『ズートピア』放送では、ニックの「俺のこと好きなんだろ」の胸キュンシーンはもちろん、背景に映り込む細かい動物たちや、声優さんたちの名演にも耳を傾けてみてくださいね!

※本記事の内容には映画内の描写・字幕版・吹き替え版・インタビュー発言・ファン考察を含むため、解釈の幅があります。情報に万が一誤りがあるといけないので、気になる点は必ず公式作品・公式資料・放送テロップなどでご確認ください。